大正頃 九谷焼 高砂 小茶碗 金泥 青粒(あおちぶ) 能 [555c10]

大正頃 九谷焼 高砂 小茶碗 金泥 青粒(あおちぶ) 能 [555c10]

販売価格: 28600(税込)

在庫数 355枚

商品詳細

老夫婦が仲良く箒を持って佇む構図は、御存知「高砂」。能面をつけ豪華な能装束を身に纏い、たいへん品格の高い絵柄です。20年以上前に九谷焼専門の古美術店で購入致しました。金額はもはや覚えておりませんが、当時の私には「清水の舞台から…」の思いだったことだけ記憶しています。若いくせにこういうものにうつつをぬかしていたのかと、今更ながら驚かされます。絵付けはご覧の通り細密画を思わせるような繊細な筆遣いで、毛筋や皺の一本一本まで丁寧に描かれた老夫婦のお顔が美しいです。仲のよい二人は、顔を見合わせ目尻を下げて微笑んでいるようです。装束は、着物や袴、羽織など、それぞれの紋様が金泥を用いて描き分けられています。夫婦の回りには金色の霞がたなびき、小松も何本か。この老夫婦、実は相老の松(高砂の松と住の江の松)の精なのです。内側は極小の青い粒々が等間隔に盛上げられていて、美しい鮫皮のようです。これは青粒(あおちぶ)と呼ばれ、大正以降に広まった技法です。こちらもそのあたりのお品でしょうか。この粒の小さいほどまた間隔が等しいほど高技術となり、当然お値段にも反映するのですが、1cmに20近い粒を数えることが出来ました。この青粒を背景に、力強く梅が枝を交わしている様子は、歌舞伎などで目にする御殿の襖絵のようですね。内底は金泥の菊花紋様。光を受ける角度によって、金の下から赤がにじみ出るように輝きます。高台内に赤で「九谷」とだけあります。アンティークとしては極めてよい保存状態ですが、わずかな傷やすれなどはあります。骨董やアンティークの魅力を御存知の方にお譲りできればと思います。口径 約10.5cm高さ 約8.3cm古九谷九谷古伊万里抹茶茶碗茶道具
カテゴリー:その他>>>アンティーク/コレクション>>>工芸品
商品の状態:目立った傷や汚れなし
:グレイ系/ブラウン系/オレンジ系
配送料の負担:送料込み(出品者負担)
配送の方法:佐川急便/日本郵便
発送元の地域:栃木県
発送までの日数:2~3日で発送

大正頃 九谷焼 高砂 小茶碗 金泥 青粒(あおちぶ) 能



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