初代川本桝吉 吹墨秋草花文花瓶 明治期瀬戸の名工 瀬戸焼 [f62d7cf0aabc04]

初代川本桝吉 吹墨秋草花文花瓶 明治期瀬戸の名工 瀬戸焼 [f62d7cf0aabc04]

販売価格: 52800(税込)

在庫数 363枚

商品詳細

明治期瀬戸の美術陶磁の先駆者となった初代川本桝吉が吹墨手法を使って仕上げた花瓶を出品致します。緻密な吹墨の技巧で雲に微妙な濃淡をつけて仕上げた明治期瀬戸の優品です。当時最新鋭の陶磁器製作器具として有田の深川忠次が英国で購入して以来、エイログラフが普及しましたが、それを使用した作品と考えられます。しかし、川本桝吉の作品の優れたところは素地の形と品質です。微妙な形にも関わらず、なだらかな器形に破綻はなく、美しい磁体に仕上っています。肩に微妙な段差をつけている部分にも桝吉の拘りが感じられます。初代桝吉は、加藤安左衛門の三男として生まれました。1857年(安政4)川本半助の婿養子となり、5代川本半助を襲名しました。その後、1862年(文久2)に分家して、初代川本桝吉を名乗りました。常に製磁の拡張と改良を図り、輸出磁器製作の先駆をなしました。1876年(明治九)青花磁の額面を製してパリ博覧会に出品したところ、その作がはなはだ巧妙でしたので、現地の陶業家がこれは磁器ではないと疑ったため、自らこれを破砕して、真偽を証したといいます。大出東皐などの優れた日本画家を工場に寄留させ、その磁器に絵付けさせるなどして、瀬戸の伝統的な染付技法の確立に貢献しました。内外博覧会での受賞は枚挙に暇がないほどです。さて、本作の寸法は、高さ36cm、幅16cmです。ワレ、ヒビ、カケなどのない綺麗な状態です。川本桝吉の優品が市場に出る機会はあまりありませんので、ご検討頂く良い機会と存じます。
カテゴリー:その他>>>アンティーク/コレクション>>>工芸品
商品の状態:目立った傷や汚れなし
:ブルー系
配送料の負担:送料込み(出品者負担)
配送の方法:ゆうパック
発送元の地域:滋賀県
発送までの日数:2~3日で発送

初代川本桝吉 吹墨秋草花文花瓶 明治期瀬戸の名工 瀬戸焼



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